2005年11月05日

牡蠣の悲劇〜その1〜

昨日、hiroingさんのブログに紹介されていた
牡蠣フライもどきを作ってみた。
12年ぶりの牡蠣の味。懐かしい味だった。
あ〜、牡蠣ってこんな味だったなぁとよみがえってきた。

12年前、牡蠣が大好物だった私は
二度と牡蠣を食べられない体になってしまった。
1ヶ月の間に3回も牡蠣に当たるという
私の食いしん坊万歳体質が産んだ結末だ。

一度目は自作の牡蠣フライだった。
ものすごい腹痛と下痢と寒気に襲われたが
それでも「火の通りが甘かったかな…」
とさほど気にしていなかった。

二度目はオイスターバーの生牡蠣。
一度目の苦しみから数日後、ある新聞記者さんが
取材にちょっとした協力をしたお礼にと、
当時できたばかりのオイスターバーに招待してくれたのだ。
「牡蠣は食べられる?」
と聞かれ、もちろん私は二つ返事だ。数日前に
牡蠣にあたった記憶など忘却の彼方に葬り去った。
生牡蠣を食べながらワインを飲み、貧乏学生には
夢のようなひとときを過ごした。
しかし、丁重にお礼を言って別れた直後。
同じ悲劇が繰り返された。
駅のトイレで信じられないほど吐き、酔っ払いと間違われ
駅員にドアをノックをされたほど苦しんだ。

多分、普通の人ならここで「牡蠣はもうこりごり」
と、それっきり食べられなくなるくらいのヤバい
症状が二度続いたのだ。
しかし、ガマンという言葉を知らない食いしん坊な私は
それから数週間後にまた同じ過ちを繰り返す。

お茶のお稽古に行くと、お稽古の後で
先生が牡蠣の天ぷらを振舞って下さると言うのだ。
もちろん、私の牡蠣好きを知っての好意。
しかも天ぷら。
フライはよく食べるが天ぷらは食べたことがないぞ。
それはぜひとも経験したい。
そして、アホな私は
「ありがとうございます〜」
と答えていた。これが全ての間違い。

美味しい牡蠣の天ぷらを食べておよそ1時間後。
案の定、ものすごい吐き気に襲われた。
トイレに篭って吐き続けたが、吐いても吐いても止まらない。
下痢もすごい。
耳にスーパーのビニールをかけて吐きながら便器に座る
荒技に出たがどちらも止まらない状態がしばらく続いた。
そのうち、心配して様子を見に来てくれた姉弟子が、
「大変!!」と慌てている。
私の嘔吐物に血が混じっていると言うのだ。
私はもはやそんなことを気にしている状態ではなく
意識が朦朧としていて彼女の言っていることすら
正しく理解できなくなっていた。うっすらと
「え〜・・・血?」と思った気がするが
気付けば私は車の後部座席にいた。病院に行くと言う。
「すいましぇん・・・」
と泣きそうになりながら、そのまま気を失った。

続く。







posted by ぐうたら主婦 at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/8959634

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。