2005年12月19日

イルミネーション狂

うちの近所に最近流行りのクリスマスの
イルミネーションを飾り付けている家がある。
昼間は農家特有の造りの日本家屋だが
夜になると電飾で一気にクリスマス仕様になる
コンセプトが見えない家だが、最近では
家の壁では飽き足らないらしく、庭の木や
納屋までが縁取られて、それはもう大変な騒ぎだ。
しかも私の気のせいでなければ、毎日
電飾は増えていく。
クリスマスまで後数日。
あの電飾はいったいどこまで広がっていくんだろうか
と不安になるほどなのだ。
以前から、さぞかし高額な電気料金なんだろうなと
貧乏臭い心配をしていたが、その件に関して今日
近所の話好きなオバサンから驚く情報を得た。

この人はいわゆるおしゃべりオバサンで
あまり関わりたくないのだが、今日帰宅すると
「ぐうたらさん、お帰りなさい。寒いわねぇ」
とニコニコ近寄ってきた。
この寒空の下、長話はごめんだ。と思い
笑顔で逃げようとしたが
「○○さんのイルミネーション、すごいわね〜」
と始まってしまった。つかまってたまるかと
「きれいで毎日楽しませてもらってますぅ」
などとココロにもないことを言って
立ち去ろうとした私を逃がすまいとオバサンは
「あれ、自分の家の電気じゃ足りないらしいわよ」
と畳み掛けてきた。そこで
「足りないならどうしているんだ?」
と、一瞬考えてしまった物好きな私はうっかり足を止めてしまった。
そんな私にうれしそうに話し続けるオバサンによると
どうやら、自分の家の電気のアンペアでは足りなくなり
隣の家から電気を借りてイルミネーションを
増やし続けているというのだ。
「でも電気ってどうやって借りるんですか?」
と聞くと、今月一か月分の電気代を肩代わりする条件で
両隣と裏の家3軒からコンセントを引いているんだそうだ。
呆れる話だ。
しかも、コンセントを貸している方の家も今月は
しょっちゅうブレーカーが落ちてしまい、内心かなり
迷惑しているものの、私のようにうっかり
「イルミネーションを楽しんでいる」
と本人に言ってしまったらしく、今さら断れなくて
困っているのだと言う。

なんと馬鹿げた話だろうか。

しかも、おじいちゃんとその息子が孫を喜ばせるために
始めたらしいが、今では孫にも「恥ずかしいからやめて」
と言われているんだそうな。
なんで、オバサンがそんなに詳しいのかも激しく謎だが
まぁ、私が孫でも同じことを言うような気がするので
本当なんだろう。
そして、私が毎日増えているような気がしていたのも
気のせいではないことが判明した。

地球温暖化がこれだけ話題になっている今
ああいうものに夢中になる大人の気持ちっていうのが
どうしても私には理解できない。
本人たちは流行に乗っているつもりかもしれないが
実はかなり時代遅れな行為であることが
傍目にはどうにも切なく哀れにすら思える。
しかも、あの人たちはきっと正月も親戚なんかが
集まっちゃって、餅をついておせちを食べて
新年を盛大に祝うんだろうな。と容易に想像できてしまう。
楽しそうではあるが、私は混ざりたくない。

幼い孫が一番まともなことを言っている現実に
じいちゃんもパパも早いところ気がついて欲しい。
せっかく正常な感性を持っている子供に
おかしな価値観を植えつけるのはやっぱり大人なんだな
と、確信した話だった。


posted by ぐうたら主婦 at 19:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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