2005年07月15日

選挙キャンペーン

静岡では県知事選の真っ最中。
まったく盛り上がりを見せていないが
あちこちで投票を促すのぼり旗や垂れ幕を見かける。
キャンペーンガールは
映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」で有名に
なった(らしい)静岡県出身の女優の長澤まさみだ。
昨日ローカルニュースに出ていた選管のお兄さんは
「投票率アップのためならどんな努力でもする」
旨の話を力強くしていた。
投票率がまるで自分の営業成績のような言いっぷりだ。
しかし、私は選挙の度に繰り広げられるこのキャンペーンに
どの程度の効果があるのかといつも疑問に思う。
女優がにっこり微笑むポスターを見て
「そうだ、選挙行こう」
なんて旅行に行くみたいに発想する人が
いったい世の中にどのくらいいるんだろうか。
周りの選挙に行かない人たちを考えてみると、
どんな人気女優がどう訴えても
決して選挙になんて行くはずもない人ばかりだ。
「政治には興味がない」
「投票したってどうせ何も変わらない」
「誰がなっても一緒だし」
「もう少し分かりやすく政策を説明して欲しい」
などと彼らは平然と言ってのける。
そういう子持ちのカップルが周りにたくさんいるが
こんな親に育てられた子供が大人になって
自ら選挙に行くようになるとは到底思えない。
しかし彼らの多くは高等教育を受けて、
ちゃんとした職場にお勤めしている立派な社会人だ。
そんな彼らにヘラヘラとこんなことを言われると
「政治に興味がない」→「戦争がいきなり始まっても文句言うな」
「投票したって何も変わらない」→「行ってから言え」
「誰がなっても一緒」→「北朝鮮に行ってこい」
「政策を分かりやすく」→「人のせいにするな」
と、いつか言ってやりたい衝動に駆られる。
そして
「そもそもあんたたちが選挙に行かないから
 一部の利権を握っている人たちや宗教団体の
 組織力で当落が決まってしまうんだけど、
 その落とし前はどうつけてくれるのさ」
とも、言いたい。言ったことはないけど。
そんな立派なことをこんな人たちに言いたくない。
こういう恥ずかしい大人を大量生産してしまったのは
一体誰のせいなのか分からないが、
30歳も過ぎてそんなこと言ってる人は多分、
今さら何をしても手遅れだろうと思う。

ポスターが選挙に行かせようとするターゲットは
この層とはちょっと違うのかもしれないが、それにしても
女優のポスターを見ないと投票日を思い出せないような人に
選挙に行ってもらう必要があるのかどうかも疑問だ。
それよりも、子供の頃からいかに選挙に行くことの大切さを
自覚させるかということが本当の意味での啓蒙活動だろう。
選挙なんて一度も行ったことがない親に育てられても、
選挙は大切なものだということを子供に自覚させることに
予算を使うことはできないんだろうか?
有名女優ののぼり旗がどのくらいの予算で作られているのか
分からないが、江角マキ子の年金ポスターレベルにしか見えない。
posted by ぐうたら主婦 at 10:36| Comment(5) | TrackBack(1) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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